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三角レフ板, カラーチェッカーなどを使い始めた (写真・映像修行記 #24)

ここ一ヶ月近く更新をしてませんでしたが、その間にもxrite colorchecker passportや三角レフ板, ビデオライト AL-F7 を購入しています。そのことも第一印象を少し書いておきます。

x-rite color checkerの写真

三角レフ板

レフ板はこれまで購入してなかったのですが、市販のポータブルレフ板はディフューザーになることを知ったので、思い切って購入をしてみました。といっても80cmクラスの三角レフ板です。

なぜ80cmクラスなのか?

最初は値段も大して変わらないから120cmクラスを考えたのですが、アマゾンレビューを探索していて、たわむとか重いという意見などが出ていたことで、最初に買うとしたら、60-80cmクラスでいいなと思ったのです。80cmは結構選択肢が多かったので80cmを最初に買えばいいだろうと最後の結論になったかな。

購入先

レフ板 三角レフ板 5-IN-1 80CM 折りたたみ 金 銀 テレビ撮影 写真撮影 屋外撮影 リフレクター 人物撮影 撮影用 (PHOTOLITE; amazon.co.jp)

です。USアマゾンでも評判を調べたけど、このメーカはわからなかったが、Selensというメーカーのものは結構な数のレビューが付いていて評価は悪くなかったですね。だから、値段が一緒だったからSelensを買っても良かったんですが、 知らないメーカーのものにあえてしてみたんですね。他にNeewerやUNPLUGGED STUDIO のものもありました。

この三角レフ板を使って、花の撮影での作例を作ってみたので良かったらどうぞです。

品物

これが三角レフ板80cmです。大体30センチサイズになります。

見ての通り直径30センチになるのでカバンで持ち運びでも使えるサイズですね。多分120cmの三角レフ板はもう一回り大きくなるから、ポータビリティは落ちそうですね。

三角レフ板はこのように収納されます。写ってるのはディフューザーのみにしてるときです。

写真のようにくるっとまとめるとこのようにできるのですが、慣れが必要だと感じました。私はディフューザーのみにして何度か練習をして少しコツらしきものを掴み始めたところです。ちなみに、カバーの劣化はさせないようにカバーを外してる。カバーを付けたときはこの状態でも上に物を載せなくても広がらなかったのですが、ディフューザーのみのときは自然に広がります。だから、18-135mmレンズを暫定的に重しにしてみました。😁 これに黒・金・銀・白に変わるカバーを付けてレフ板にできるようになってます。

カバーの状態

三角レフ板のカバーです。カバーにすると黒の裏は銀、白の裏は金になってます。各面は黒*金、白*銀です。

このカバーはSelensかNeewerのアマゾンレビューでカバーの色についての不満を見ましたが、こちらも同じ配色になってますね。不満というのは、白の裏が銀だったら使いやすいのにというポートレートをされる方の意見でした。私は主にディフューザーとして使おうと思ってたので、この点は気にならなかったけど、野外持ち出しの際には気になるかもしれません。というのはカバーの付替えはなれないと敏速にできそうにないと思ったからです。UNPLUGGED STUDIOの三角レフ板はこの3社とは違うかもしれない。

気になった点

三角レフ板の取っ手の部分大きいので撮影で全景を入れなかったです。

気になったのはこの取っ手なんですね。目的がカメラネジ穴が付いてるから三脚につけられるということが丸や楕円を選ばずに、三角レフ板にした一番の理由だったからです。

取っ手の裏

取っ手の裏はこの様になっていて、中央にカメラネジ穴があるのです。よく見てもらえればわかりますが、少し凹んでついてるのです。しかもこの取っ手は直線的なものではなくて、やや曲面になってます。

局面になっていてカメラネジ穴付近が凹んでるために、三脚への取り付けがガッチリつけられないんですね。強く締めたところで、固定力は弱いんです。これはネジ穴付近の凹みと取っ手の曲面が原因だと感じたので、ゴムラバーやコルクテープなどで補強改造をしてから三脚に乗せて使うのが良さそうだなと思ったですね。

この状態で強くねじ込むことを繰り返すと、金属のネジ穴と取っ手のプラスチックの接着はいずれ剥がれて三脚で使えなくなることが明白だからですね。そうならないために三脚で使う場合は最初に改造をしなきゃって考えたんですね。改造は別の記事に予定してみます。

良いと思った点

良いと思ったのは80cmクラスは片手で使えるので、野外でも風がなければ一人作業でレフ板も扱えるだろうってことかな。それでも女性ならやや重いと感じるかもしれないので、女性ならば60cmクラスをおすすめします。

ディフューザーとしての実例

EOS80D EF-S 35mm Macro, F2.8 ビデオライトにTycka TK204、ディフューザーに三角レフ板を利用しています。

これはディフューザーの後ろにTycka TK204(CRI 88くらい)を使ってます。ディフューザーなしの画像を用意し忘れたのですが、ディフューザーなしではテカテカでギラギラなマーブルチョコになってます。

ちなみに、これは撮影サンプル用にマーブルチョコを用意してみました。カラフルなお菓子が一番いいだろうと思ったからかな。色鉛筆やM&Mチョコでも良かったかもしれません。

Xrite color checker passportを利用

しばらく前にXrite color checker passportを買ったのですが、それを利用してlightroom現像のときに補正をしてます。color checker passportの記事は後日作ってみようと考えてます。色の見た目の違和感を取り除くために使ってます。要するにカラーコレクトですね。

【国内正規代理店品】X-rite (エックスライト) ColorChecker Passport (カラーチェッカー・パスポート) KHG3421-PP-N (amazon.co.jp)

Tycka TK204 (リンクはamazon) というビデオライトでの撮影での例を使います。このビデオライトは、TK204の販売ページを見るとCRI 88と書いていたので、演色性はさほど高い製品ではないです。2.5倍の値段の違いがある三角レフ板と同時に購入したAputure AL-F7(CRI >95) (リンクはamazon) と比べてみるとTK204の色温度の上限は5500Kじゃなくて5000Kくらいかなと比較して感じました。要するにデイライトよりやや赤みがあるのが上限かな。この辺はAputureがプロビデオグラファーやプロ系海外YouTuberに支持をされてるメーカーで比較動画(リンクはYouTuber Potato Jet氏によるもの)をみてるので、Aputure社製ということでAL-F7をリファレンスとして判断しています。AL-F7も後日記事にしたいと考えてます。AL-F7の海外YouTuberのレビューで、測定結果も掲載してる(リンクはYouTube:ProAV TV 5分過ぎくらい) ものもあったので、色温度は+/-5%以内に収まってそうかな。

話が少し脱線しちゃいましたね。^^;

これがカラーチェッカーの上部の写真で、lightroomでニュートラル(Canonのニュートラルピクチャースタイルに準ずるもの)で現像したものです。ホワイトバランスは5000kにして、他の操作はしていない。lightroomでグレー部分からホワイトバランスを拾っても4950,5050Kになってた。
これがカラーチェッカーの上部の写真で、lightroomでこのカラーチェッカーでxriteのプロファイル作成をさせたもので現像したものです。ホワイトバランスは5000kにして、他の操作はしていない。

2つ見ると青みや黄みの違いが明瞭に感じられるかもしれません。その他のパッチも微妙に色が変わっています。

補正前補正後

上のマーブルチョコの画像をもう一度出します。

ビデオライトにTycka TK204、ディフューザーに三角レフ板を利用しています。
xrite-color checker passport, lightroom を使って色補正してます。もちろん、撮影時の見た目にはこちらのほうが近いです。

色乗りがよくなってシャドーが持ち上がってることがわかると思います。4万くらいのレンズでも環境を整えるだけでこのくらいのパフォーマンスは出せるってことですね。

Xriteカラーパスポートといえば、ちゃっちーな感じで値段が高いと感じるのですが、なければ色違いの溝を埋めるのが大変ですし、写真や映像でお金を産む事を考える立場かそんな事を考えない立場で値段に対する感じ方が変わりそうな製品だなと思ったですね。

値段はソフト代込みだと思うとよいのですが、2年後の買い替えを推奨でもあるから、カラーチェッカーの方はもう少し安くならんかなと思うところはあります。

ユーザー登録をして、わからないことを質問しても電話で教えてもらったりして、アフターケアーは丁寧なメーカーという印象はもってます。そのへんはプロフェッショナルをターゲットにしてるメーカーだなというところでしょうか。

最終更新日 : 2021-01-24