Youtubeを始めるうえで本を参考にするのが多いですが、知る必要があるのは大きく分けて2つあります。1つは、マーケター目線の管理者的な目線。もう1つはテレビディレクターのような視聴者を楽しませる目線となります。
この2つが揃って骨格を作ることができます。実はもう一つコンテンツの中身という柱があるのですが、それはあなた自身の作業になります。
これからの時代はショート動画とロング動画がどのような扱いになってるのかを2026年のはじめに起きたGoogleの方針の変化からすこし考えてみます。
そこで僕自身が学ぶのに良いなと思ったのが2つにあります。
- 動画制作プロの仕掛け52
- 超完全版YouTube大全
です。1冊目はディレクター目線の本、2冊目はマーケター目線の本になります。超完全版とか大全といったキーワードを入れるところにいかにもマーケターだなという印象です。
最初にショートとロングの違い
最近の比較的大きめで重要な変化なので先にこのことに触れておきます。Googleが2026年初頭に打ち出した「AIスロップの排除と人間性の重視」という方針により、これら2つの役割は以下のように明確に分断されました。
- フロー型動画(主にショート) 時事ネタやトレンド、スポーツ中継の感想など。瞬間的な爆発力はあるが、数日で価値が減衰する「使い捨て」の情報。
- ストック型動画(主にロング) 辞書的な解説、普遍的な思考の構造、変化の少ないノウハウ。数年後も検索され続け、放置していても価値を生み続ける「資産」としての情報
最近のSEO(YouTubeアルゴリズム)の流れでは、この「ストック」としての強度が、ドメイン(チャンネル)全体の信頼性を支えるようになっています。
動画制作プロの仕掛け52
この本は映像プロデューサの鎮目さんという方が書かれてる本です。テレビディレクタの目線でまとまった内容になっています。キャッチコピーから音声映像のノウハウ、実力の付け方が書かれてるのが特徴です。
たとえば、ラジオDJやテレビCMから得られるヒントや声のトーンの扱い、カメラズームのことなど経験者から言える言葉が多いですね。
これが効いてくるのは僕の印象では視聴者を飽きさせない工夫になってる点ですね。近年では動画の視聴維持率というのが大変重要になってきているので、その点で動画作成の工夫として重要さが増してきているんですね。
結果としてコンテンツ作成の骨格になる考え方が含まれた本という位置づけです。ただし、Youtubeチャンネル運営としてみたときには管理者として注意しなければいけない点は範囲外になっています。
超完全版YouTube大全
管理についてはこの本が詳しいですね。こちらはマーケターの小山さんという方が書かれてる本ですが、タイトルの付け方がいかにもマーケターという大きく見せる言葉選びになってます。
これだけだったら僕は警戒して買わないのですが、管理についてはかなり丁寧に書かれてる点が良いですね。これらの本はサムネイル作成の考え方なども含めて基本的にトレンド動画やフロー型動画の作り方だということは理解しておいたほうがいい。
多くのYoutube攻略本はマーケター目線よりなのでこの手の管理が載ってる本は一冊で十分でしょう。
ただ注意点はコンテンツ作成はパクって磨けと書いてるだけにしか読めない。この発想は2026年の方針変更ではあんまり良いものではない二番煎じをおいかけるだけになります。
より経験や専門性を活かすコンテンツを優遇する流れはおそらく今後も続いていくでしょう。ストック動画を作るのなら管理手法だけ参考にする本という位置づけです。
2026初頭に出されたYoutube(Google)の方針を明確にしたことが過去とかなり違うことに注意しておかないといけないということです。
2冊で足りないところ
これが実は一番重要で何を作るかというコンテンツです。2冊で学べるのはお作法や管理といったものになりますので、7割位のことは良いと思うのですが、肝心なコンテンツは学べないということをお忘れなく。
いまはYouTubeも特にロング型はストック動画タイプになるためにGoogleのいうEEAT(経験-専門-権威-信頼)がかなり効いてきます。それは、Googleが出した最近の方針とも関連しています。
AIによる大量生産コンテンツが出る時代なのでコンテンツの質の重要さ、手作りがなされていること、横断的な専門性がより大切になってくるためです。
意外と横断的な目線複合的な目線は自動生成の一番不得意な点ということもあるのです。
さいごに
2冊で学べるのは、あくまで『お作法』という7割。残りの3割——自分にしか語れない専門性と、それをどう掛け合わせるかという禅問答にこそ、2026年のYouTubeを生き抜く鍵があります。
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