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写真撮影の教科書 The Visual Toolboxを学ぶ (写真・映像修行記 #33)

The Visual Toolboxという本は洋書で10年もの間のベストセラー本のWithin The Frame など写真関係の著書で世界中を旅をされていて有名な人道的な写真家でブロガーのDavid Duchemin氏(リンクは公式ページ;英語)による教科書ですね。

※ Within The Frameのリンクはアマゾンアソシエイトプログラムのものを利用しています。本は第3版 (10周年記念版) アメリカのアマゾン・コムより輸入した頃より安くなってますね。(2019/8)

The Visual Toolboxの立ち位置

この本の特徴は、副題が 60 LESSONS FOR STRONGER PHOTOGRAPHS (強い写真のための60題)ということが示すように、印象が強く残る写真という意味があるんだろうし、そのような写真を撮るための体系的に60項目に分けて実例つきで説明してそれぞれの課題をつけてるというものです。つまり、写真撮影を基礎になる体系を学ぶものに向いた本ですね。

海外の書評SNSのGoodreadsでレビュー8つ、評価121個で平均が4.38/5 (2019年8月はじめ)、英米アマゾン・コムで91レビューで4.7/5.0(アメリカ), 12レビューで4.7/5.0(イギリス)になっています。著者のファンも多いのでレートは高めに出やすいと思うけど、評判はかなりよろしいものです。

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The Visual Toolbox: 60 Lessons for Stronger Photographs
David Duchemin

購入先はアメリカのアマゾンから他のホント一緒に購入したものなのですが、安く済まそうと思うのなら、Kindle版で買うと良いようです。この手のものは本のほうが好きなので絶版じゃない限り多少高くてもKindle版は選ばないですが、やすさを優先だったらKindle版ということですね。

余談ですが、まとめて買わない限り、日本アマゾンや日本アマゾンの古くからあるマケプレ業者からかっても値段は対して変わらないですね。アマゾン倉庫にない場合が多いので、取り寄せは時間がかかります。最近数回アマゾン・コムから洋書輸入をしてみてるけど、以前ほど百数ドル以内のまとめ買い個人輸入の優位性が少なくなってると感じてます。

特徴

The visual toolboxの目次

写真を取るときに体系で学びたいと考える人には向いてる洋書です。心構えから、露出、構図、望遠レンズや広角レンズの効果、優れた写真家(おすすめの写真かもついています。)の写真を見ることなど親切かつ多義にわたっています。写真撮影概論的な内容ですね。

ただし、Duchemin氏はフラッシュを使わない撮影をされてるので、フラッシュの項目だけは、他で学んで欲しいということが書かれています。誠実な説明だなと思った。そのおすすめはJoe Macnally氏 (ニコン系のフラッシュ) やSyl Arena氏 (キャノン系のフラッシュ)の著書を勧めています。(どちらもフラッシュ系の今では古典的名著らしい;Macnallyの本 (リンクは日本アマゾン)は持ってるけど、一部Kindleでしか入手できなくなってる。)ただ、絶版になって新品は高くなりがちで、Kindleで入手可能だったり、海外から古本を輸入する形式になりがちなので、この本が出た当時より他にもフラッシュの本(たとえば、Kelby)が出てるので、そちらもよいのかもしれません。

英語の難易度

高い語彙力は必要なくて、だいたい大学受験程度の語彙力で十分に思えます。だから読もうと思えば高校生から可能だということです。250ページ以上なので、多読のテキストにも十分なります。

実践ログ

EOS80DとThe Visual toolbox Copyright (C) Y.Takenaka 2019

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The Visual Toolbox: 60 Lessons for Stronger Photographs
David Duchemin

読みながら実践する上に日記のように一つ一つ書いていきますのでこの項目に追加していきます。ただし、私の環境で一部実現できないようなものもありますのでその項目はできないです。

最終更新日 : 2021-05-11